【起き書く6日目】現代にもう天才は生まれない気がする「文系でもよくわかる 日常の不思議を物理学で知るを読んだ感想」

水筒男子です。

本嫌いの私が1週間も経過しないうちに本を2冊も読み終えた。はっきり言って奇跡。

小説でないことと、分厚くないことが条件であればそこそこ読めそう。けど自己啓発系はもういいかな。学生時代にそこそこ読んで結局書いてあることは全て同じそうだから。

今回読んだのはタイトルにあるこの本。

物理って全く馴染みもないし、自分が大好きなアメリカドラマ、The big bang theoryの主人公が物理学者であったことを思い出して図書館で借りてみた。

読んでみるとなかなか面白く、解説してもらっても原始とか陽子とか”物理的に”細かい話ばかりで馴染みがないところも異世界感があった。

が、読み終わって思ったのは自分疑問に思っていたことが解消された!とか誰かに教えたい!とかそういうことではなかった。

もう現代でアインシュタインのような天才は現れないんだな

というのが感想だった。

なぜか。

現代人は忙しすぎるから。

この著書は日常生活の事象についての解説にとどまらず、物理学者とはとか、なぜアインシュタインは天才なのかといった解説までしてくれているのがいいところ。

事象以外の章を読んで感じたのが、天才が生まれない、である

物理学者は読んだ限りだと、疑問に思ったことを探究し、解決してまた新たに生まれた疑問をまた探究するを永遠に繰り返している。探究とは、自分の頭でひたすらに考えることである。

私が同じような状態になったら、まずはググる。答えを見つける。忘れる。で終わってしまう。

Googleに載ってなかったらもう諦めるし、すぐに疑問に思っていたことも忘れてしまうだろう。

そもそも現代人はデジタル化のせいか、情報の波に飲み込まれまくっていて、毎日が忙しい。頭で考えることができる人はかなり少ないと思う。もちろんつい最近までの私もそうだった。

そんな現代人が新たな発想や思考を思いつけるとは思えない。もうiphoneとか新たな理論は生まれないんじゃないかな

そんなくだらないことを考えるぐらいの余裕は出てきたな。仕事は憂鬱だけど少し慣れてきたのかもしれない。