【社畜の作り方】下がいると忠誠心が増す
水筒男子です。
自分の会社の人と会話をしていると「ここはいい会社だから」とか「普通に比べたらもらってるほうだから」とよく上司たち同僚たちは言います。
でもこれって比較が前提の相対評価だなーと毎回思います。絶対評価をした場合あまりいい会社とは私は思いませんし、相対評価だとしても私は負け組だと思っています。
dodaによると日本の平均年収は403万円みたいです。ここでは参考にしたいだけなので平均にとどめておきます。
この数字は私が新卒のときに到達する数字です。新卒の時点で日本の平均を上回るなんてなんてすごい会社なんだ!私もすごいなーと少し思ったことを思い出しました。
しかしこの年収は多いかと言われるとそうは思いません。確かに生活はできますが、自分は勝ち組かと言うと全然そうは思わないです。しかし、比較をすることで自分を無理やり勝ち組を評価することができます。
「少なくとも下にいるよりましだから留まる」
これで従順な社畜の完成です。
私は高校の時世界史専攻だったのですが、こういった分断は権力者が統治するときに使われていたのを思い出します。日本でいう士農工商ですかね。
農民は上から2番目に位置づけられることで、下の2つよりマシだからとせっせと仕事をします。
しかし、上だからと言って現状から目を背けるのは違います。
これは私の上司と同僚も同じ。
結局このまま定年を迎えるのではと思ってます。そんな人生を私は歩みたくないですね。。